JEFF BECK 2001 EUROPE TOUR REPORT Nurnberg Serenadenhof 2001.07.09 ![]() 突如、ぱぉ〜〜ん!!っと前世紀の生き物の咆哮のような音が…蒸気機関車? ドイツは鉄道大国と聞いていたけれど、蒸気機関車までまだ走らせていたようです。鉄道マニアが泣いて喜びそう。 ちえx さんは下見と観光を午前中に済まして昼頃戻ってきた。私も時差のせいかどっちにしても眠れないし熱が下がってきたのでニュルンベルク観光コースをちょっと見に行く。 第二次世界大戦で80%以上街が崩壊したのを復元しているためか、ミョーな新しさがあって、ハウステンボスみたいなの(本物のヨーロッパなのにね) 4 : 00頃会場に到着。町外れの街道沿いに古い競技場跡(何となくナチ時代のもののような気が…)があり、会場らしきドアがそのアリーナの隣に見える。オーディエンスの入り口と機材搬入口が一緒になってるらしい。 30分も待たないうちにジェニファー、ランディ、アンディが『VIP-SHUTTLE』と書かれた車で到着。 ![]() の文字。もう一つはJEFFの歴代ギターが自分こそJEFFのNO.1よ、と競って会話してるデザインで反対側がJEFFのアップ写真。JEFFが流し目で「I love all, my Babies.」って言ってる。アンディは大笑いしていた。ジェニファーは二つとも欲しがり、ランディは「僕はJEFFじゃないから…」っていいながらクルー用のと交換。いったん会場に入ったメンバーがまたシャトルカーで出掛けた後、まぁさん、USツァーでも見かけていたYさん到着。地元の熱心なファンなども集まりはじめたところでJEFFが到着。「Hi!」っと言ってにっこり笑いかけてくれた。集まったファンににこやかにサインや握手をしてくれてるけれど、目がちょっと疲れて見えた。まぁさん手紙を手渡す。私もギター仕様の団扇を「I made this Fun.」と手渡すと、「Oh,You sweet」と言って受け取り、ニッっと笑って、パタパタあおぎながらドアの向こうに消えて行ったです。 すぐにサウンドチェックの音が聞こえてきたけれど、あわわわ〜〜っていうくらい音は外れるし、メロメロ。 音のチェックだけと思いたい…
![]() 7 : 30 テネシーから来た前座のMark Selby & his Bandが始る。ブルースのトリオでこれまで見てきたどの前座より好きだったな。8:00頃JEFFがステージに登場。なんといきなりWhere were you…!! ![]() さっきは疲れて見えたけれど、showが始まってみれば、元気。アンディがまたもや3曲くらいソロの後の入りのアイコンタクトを見てなくて、JEFFが苦笑したり、ちょっといじけて見せるポーズ。ランディがフォローしていた。 ギターチェンジの直後や鳴っている音の確認のためか、右にいつもいるギターテクとアイコンタクト。頷きあったりしている。左にはジェニファーが、がっちりサポートしてるし、斜め後ろにはランディ。ひとり問題児が(ゴメン)いるけど、回りに支えられているかんじ。でも私はアンディのドラムは今のJEFFのサウンドに合ってると思っていますです。 JEFFはしじゅうアンプを触りに行っていた。 この日は全体にはソツなく終わったのだけれど、 Rollin'のイントロはそれこそ、にゃに〜?!っていうSUPER COOL!なアバンギャルドブルースフレーズ!!をかましてた。つくづくこんなキャパでもその時々の精いっぱいのプレイを続けるJEFFに胸が熱くなる。 こちらもあと3日間、精いっぱいの応援をする!と強く思う。 セットが短縮されているのはスティングやBBとのジョイントのための調整なのか、このきついヨーロッパツァーのJEFFの体力を考えてのことかは不明。 夜空の星々に届きそうなA day in the life.素晴らしかったです。 1.Where were you 2.Earth Quake 3.The Pump 4.Brush with the Blues 5.Blast from the East 6.Dirty Mind 7.Angel 8.Psycho Sam 9.Nadia 10.Medley - Rice - JJ - Savoy 11.Behind the Veil 12.Loose Cannon 13.Rollon' and Tumblin 14.Led Boots 15.A DAY in the life --------- 16.Good bye Pork pie Hat - What MAMA said - Rosebud by atsu. |